住宅をみる旅2

異国の住宅をみる旅

今日は、ブルガリアの住宅について、現地で発見したことなど報告したいと思います。

ブルガリアの首都ソフィアに滞在して、日帰り可能な場所に目星をつけ、旅しました。
到着してみて、気づいたことは、住宅の窓辺の美しさ、、、。
も、もちろん見惚れたのですが、それだけではありません。
ヨーロッパなのに少しトルコ(隣国ですね)、少しアジア、を感じるというところです。
立地的に当たり前なのかもしれませんが、このミックス感がたまらなく面白かったのです。

 


ブルガリアは増築しているように見える古い家が多く、その外観たるや大変ユニーク、、、。
しばらく道端で突っ立って眺めていたい衝動にかられました。
建設された当初からそういった形なのかもしれませんが、
一棟で統一感が無い為に、増築しているようにみえてしまうのです。
 真相は、、、わかりません、、、。


いったいどういう順番で出来上がっていったのでしょうか、、、。
結構な高さの物干し場、しかし柵は(多分)なし!


一瞬見ただけでは全く理解できない構造、、、。

 

下が古くて、、、、上は新しい、、、という解釈で正解でしょうか、、、

 

う~ん、部分的にリフォーム??

 

この、まとめない感じがだんだん素敵にみえてきます。ブルガリアマジック、、、

 


日本でも素敵なお宅をみると思うのですが、、、
家の中がみたい、、、!(どうすればこの願いは叶うのだろう、、、)


湾曲してる外壁がちょっとトルコな雰囲気を感じさせます。

さて、ざっくばらんに町中の住宅街をみたところで、
次はブルガリアで個人的に気づいた特徴をご紹介します。

「ななめ」なところが多い気がします。
例えば、ソフィアの考古学研究所博物館で見学した、古い建物の柱に書かれた文字


斜めに文字が書かれているように感じられます。


右に上がっていってますね。下の方はまっすぐに書かれているので
水平に書く事も不可能ではないと思うのですが、、、

旅のはじめに出会った「ななめ」に書かれた文字
日本の古い建物で偏っている文字は、見かけたことがありません。
ななめかぁ、、、大らかでいいなぁと印象に残りました。

博物館を後にして、旅をつづける中で、
この他にも大らかな「ななめ」にいくつか出会うことができました。

次回はそちらを中心に、ご紹介できたらと思います。