京都奥丹波そらしど

久しぶりの長距離配達が入りました。
行き先は京都奥丹波(綾部市)です。
 
お届けするお品は飴色タイルが魅力のかまどです。
 
めちゃめちゃ重いので、搬入どうやろう〜と脳内シミュレーションしながら
たどり着いたお届け先・・・。
山に囲まれた自然豊かで落ち着いた雰囲気の場所です。

立派な屋根が目を引く建物のこちらが今日の目的地
「田舎家そらしど」さんです。
 
こちらではジャムや万願寺とうがらしを使ったおかずソースを工房で手作りして販売しています。

(田舎家そらしどHPより)
 
材料となる万願寺とうがらしは京都発祥の野菜だそうです。
帰り際にお土産として分けていただいたのですが、
とうがらしと聞くと辛さを感じると思いますが、
辛みは全くなく、お醤油で炒めて美味しくいただきました。
 
手作りしているジャムはご自分の畑で収穫した果物で作っていて
全て農薬を使わない方法で育てているそうです。
 
収穫量は少ないそうなのですが、
収穫する時期を見極めて一番美味しい状態でジャムに仕上げるとのこと。
ジャムの素材となる果実たちを大切に扱っているのが伝わってきました。
 
そんな希少でスペシャルなジャムとおかずソース、
ぜひいただいてみたい・・・!
お土産もいただいたのですが、追加で購入致しました。

 

 
聞けば、こちらの建物は築100年とのこと。
すごくお手入れされていて板や梁なんかとても素敵です。

おじいさまの代からのこの民家を守りたいとの思いから、
お孫さんである森嶋さんが、この場所で田舎家そらしどを展開することを決意されたそうです。
 

当店のかまどもなんとか収まりました。
 

写真で撮ってみると、馴染みすぎててびっくり。
あれ、、最初からここに居たのかな?と思うほどに。
 
素敵な環境で再出発するかまど。
とても良い場所で使っていただける・・・幸先良いですね・・・!
 
今後は、お客さんと一緒にこのかまどでご飯を炊いておにぎりを作る体験を提供したいとのこと。
それに応えるかのように火鉢もそらしどの蔵から出てきたそうで、
焼きおにぎりにして食べたらさらに良いのでは…と夢が膨らむ森嶋さん。

火鉢で焼きおにぎりなんて、一度もやったことないです・・・!
 
めちゃくちゃ楽しそうだし、
おにぎりに使うお米はこちらで育てている京都米で、農薬不使用のもの、と聞いて
こりゃ絶対体験してみたい・・・と思った次第です。
こちらの体験は2021年12月ごろから開始予定とのことです。
 
自然豊かなこの場所で、じっくりと手間を惜しまず
納得いく食べ物を作られている田舎家そらしどさん。
京都にきたら、また立ち寄りたいお店です。
 
京都観光だけでなく、ゆったりまったり過ごしたいなという方、
自然に囲まれた民家で、火鉢でおにぎりを焼いて食べてみたいという方
奥丹波まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
 
 
京都府綾部市西坂町立貝74
京都奥丹波 ジャム&ソース工房
田舎家そらしど