前回に引き続きまして、ポーランドの住宅をみる旅の続きです。
観光地編でまとめてみましたのでご覧下さい。
せっかくなので、貴族のお家も拝見しに行きました。
クラクフ市内には、ヴァヴェル城というお城があります。
おおきいです。
遠くから見ても、間違いなく城だとわかるスケールです。
回廊になっている王様の住居。
壁の模様がきれい、、、
なんだか屋根が、すごいことに。
はじっこに、ドラゴンがいました。
ここに住んでいたそうです。ドラゴン、、、。
雨が降ってきました。
かつてこちらにお住まいだった王様のお部屋も見学しました。
西洋の方なのに、ベッドがとても小さかったです。
ヘアスタイルが崩れぬように座って眠っておられたそうです。ドラゴンに負けない、伝説、、、
室内写真撮れませんでした。外観です。
向かって正面。王様の書斎でした。
黒を基調とした室内でした。
緑色の何かが垂れてしまっている、、、。
でも、これもまた味わいですかね。
いろいろミックスした建物。
大聖堂であり、墓であり、鐘堂(?)であり、美術館でした。
どの方向からみてもミックス感が味わえます。
つぎはぎのような不思議な設計。
城の中の建物たちは、日本の城のような統一感は無く、
いろんな色といろんな模様といろんな建材で作られているように見えました。
16世紀~17世紀頃から城はあるそうなので、いろんな時代のものが混じっているんでしょうか。
このスケールには負けますが、つぎはぎ模様の屋根にも出会いました。
左側の建物の屋根です。
ザリピエという村にありました。
この村は、クラクフから東におよそ100キロほど行ったところにあります。
人っ子一人歩いていない村。
たまに車が走って行きます。農村地帯。
この村で有名なのが、住宅の外壁のペイント
ストーブから出る煤の汚れを隠すために始めたのが起源だそう。
鮮やかな色合いの花柄がみものです。遠くからでも目立ちます。
村の入り口にあった看板です。撮影できる家が赤くマークされています。
花柄は一般民家に描かれているため、外観を楽しみました。
ペイントされてない家も素朴な木の瓦だったりで素敵です。
にわとりや犬が敷地内に放し飼いされていることが多かったです。
訪ねる先々で激しく犬に吠えられ、遂には漫画のように追いかけられました。
歩いていると、どこかで見たことのあるものが目に入りました。
茅葺きですよね?
歩いてて見つけられたのはこの一軒のみ。
比較的新しく葺いたもののように見えました。
かやぶき、ポーランドにもあるんですね、、、。
日本に似ている建物といえば、、、
所変わって、ザコパネという街で見つけました。
クラクフから南におよそ85キロほどの場所に位置しています。
ポーランドの避暑地であり、山のふもとにあります。
この時期、雪、、、でしたね。
ザコパネスタイルと呼ばれる建物で溢れています。
こちらは、温泉宿のようなザコパネのホテル。
左手奥の屋根の形状が、日本の屋敷を想起させます。
思わず立ち止まりました。素材感や色合いまでもがよく似ていました。
こちらは、教会の入り口の門です。
真ん中の三角の窓のところにマリア様の人形が入っていました。
別の建物ですが、屋根は見上げるとこんな感じです。
日本の屋根のような空洞は無いんですね。
ザコパネの一般住宅の一部をご紹介します。
外壁がもうほぼ民芸品、、、。
レストランがありました。
比較的新しそうですが、室内が見たいので入ってみました。
ロッジのような頑丈そうな造り。
梁に、彫刻細工が施してありました。
古びた住宅もいい味出してました。
ハーフな家。
一階の窓がすごく、うちのお店に扱ってそうなガラス戸の雰囲気でした。
いかようにして、こんな変わった建物に、、、。
教会は、やはり住宅とは全然違う建て方で目立ちました。
この他にも背の高ーい近代的なかんじの教会もありました。
以上、ザリピエとザコパネから、
目にとまった建物(住宅から少し外れました、、、)をご紹介させていただきました。
クラクフにもどって、住宅街をぶらぶらしていたら、不思議な光景に出会いました。
最後にそのことについてちょっと書きます。
私が滞在していたのは、およそ100年前に建てられたアパートでした。
外壁はくすんだ灰色。
窓から外を眺めているとぶらーんと紐のようなものが下がっていました。
は!電気コード、、、!(多分)
住宅街で、こりゃあ古そうだなあというアパートは全てこのスタイルでした、、、!
台風で切れちゃいそう、、、。台風無いのでしょうか。
あまりにぶらーんむき出しで珍しい光景だなあと思い、写真に収めました。
屋上は、いったいどうなっているのでしょうか?行けなかったので謎のまま、、、。
以上、ポーランドの住宅レポートでした。
ポーランドの方、皆さんとても良い方ばかりで、安全に気持ちのいい旅が出来ました。
道行く多くの人に、質問しながら移動していましたが、皆さん100%質問に答えてくださいました。
言葉が通じなくとも時にはジェスチャーで、、、感謝、、、。
次回は、また別の国をご紹介する予定です。
よろしければ、お読みくださいませ。
では、、、!