雨戸をタワシで磨きました。

雨戸は建具の中でも一番外側に設置されていて、雨風の影響をしっかり受けてしまいます。
そのため、引き取ってきたばかりのものはしっかりとした茶色をしていることが多いです。
例えばこんな感じ・・・

長い時間をかけてこの色味になっているんだよな・・・と思うと、
これも味わい、、とそのままの姿で保管していました。
 
でもふと、雨戸はどの家も同じように設置されるので、
当店の雨戸たちにもこれといった個々の違いが無いのが気になってきました。
 
・・・磨いてみたら、どうなるかな・・・?
 
思い立ってやってみると、こんな感じに仕上がりました。

 

色味に統一感が出た上に、新品のようなツルッとした感じでなく、渋さもどこかに残っている・・・。
 
新たな魅力を発見して嬉しくなったので、そのまま底面のところもリニューアル。

硬い木を入れてみました。これで、開け閉めに伴う木のすり減りを防ぐことができます。
 
古い建具を使うのは少し抵抗が・・・と思われる方にも、
なんだかお勧めしたくなっちゃう使い勝手の良さそうな雨戸が完成しました。
 
手を入れるとガラッと表情を変える
古いものならではの面白い一面をを久しぶりに思い出した1日でした。
 
こちらの雨戸が気になった方はこちらからどうぞ・・・!