K邸千葉県浦安市

お仕事のために、お家のリフォームをされたKさん宅を訪ねました。
壁紙や床板、採光の工夫まで、なんて落ち着くんだろうという和の工夫がいっぱいのお宅です。

 


Kさんは和服の着付けやお琴などを
外国の旅行者に紹介するお仕事をされています。
 
リフォームによって日本の文化を味わっていただくための
素敵な空間が出来上がりました。

 


これまでも外国のゲストをおもてなしするサービスを提供されてきたというKさん。
時にはお茶を点てたり、お琴を奏でたり、なんとも贅沢なおもてなしです。

 
こちらは玄関です。

 

それぞれの壁紙のディテールが美しく、高級感のある空間です。
当店の腰高千本格子戸がありました。

 


玄関突き当たりの収納スペースの下は愛らしい装飾スペースになっていました。
ちょこんと鎮座されているのが可愛いです。
右側のトイレの戸は当店の板戸です。
足裏が冷たく感じないという無垢の杉板と好相性で空間のテイストに馴染みます。

 


Kさんのお母様が収集されていた木彫りの工芸品が空間に彩りを与えます。
壁紙の質感、色味とマッチしていて本当に素敵でした。

 


玄関とリビングをつなぐ廊下にも当店の大阪格子戸があります。
同色の取っ手が付けられて開け閉めしやすいつくり。
障子を外し、代わりにアクリル板を入れることでリビングの陽の明かりが取り込みやすいモダンなドアに。

 

こちらはリビングの障子です。

一般のお宅ですと大抵リビングにはカーテンという発想になりがちですが、
イメージに合わないから絶対にカーテンにはしたくなかったということで・・・。

 

確かに、カーテンの面積だけ洋風の印象が強くなってしまいますよね…。
障子というアイテムのポテンシャルにハッとさせられました。

戸袋式の収納もスマートです。

 


こちらで和服の着付けサービスも展開されるとか、、、
和室がしっくりと、、、絵になりますね。

 

畳に座った時の視界の低さに合う和ダンスと和紙の灯り。
そうそうこれが和室らしい和室じゃないか、、、とほっこりした気持ちになってきます。

 


我々がよく知っている日本の文化は
ここで全部体験できちゃうんじゃないかとお話を伺っていて思いました。
 
東京観光に持ってこいのアクセスの良さも魅力です。
日本の建築と文化の素敵なところが見事にコーディネートされたおもてなしの空間。
本当におすすめしたくなる素敵な場所です。
 
 
Kさんのお仕事内容の詳細はこちらからどうぞ。
 
リフォームを担当されたのはタスデザインワークスさんです。