墨田区京島にある長屋をリフォームしたフリースペースです。

路面に面した入り口。
閑静な住宅街の中にありますが、人のうちでは無さそうな、、、。

オープン前ながら、興味深々で中を覗いてくる子供もいたそうです。
お邪魔している間も、通りざまにちらっと中を伺っている様子の方がいらっしゃいました。

当店でお買い上げいただいたガラス戸です。
古材をご利用いただいていることで、周辺のまちの雰囲気とも調和がとれている印象がありました。
ただ古びているのではなく、丁寧に手を加えられた新鮮さが際立ち、
道行く人を惹きつけているのだなあと思いました。

入ってすぐ、真新しいダイニングが目に飛び込んできます。
壁の白地のタイルと新材の色の明るさが印象的です。

カウンターのテーブルは折りたたむことができます。
たくさん人が集まった時など、使い勝手が良さそうです。

キッチンの棚は暗めの色に塗られています。
さりげない仕事ですが、メリハリが効いていて素敵でした。
ちなみにキッチンは冷蔵庫、冷凍庫、製氷機まで完備、、、！

椅子もたくさんあり、すぐにでもイベントができそうです。
ケータリング付きのパーティや、ワークショップなどもできるように準備されているそうです。
左の北欧製の足つきの棚は受付台に丁度いいかな〜なんて話も出ました。

窓から入る自然光だけで室内が明るい日もあるそうです。
上の窓は、以前の建物のものをそのまま引き継いでいるとのこと。
レトロな造りで思わず見とれてしまうディテールです。

玄関の淵に、敷居の材がありました。

コーヒーの焙煎機だそうです！
こちらのオーナーさんはコーヒーがお好きだとのことで、
コーヒー関連のイベントの企画も今後考えているそうです。

二階へ上がる階段。
ここが長屋ということを、時たま思い出させてくれそうな粋な演出です。

階段の下は、収納スペース。

二階はまだどういう使い道にするか未定ということでしたが、特別に見せていただきました。

隣の家の梁が飛び出ています！
長屋の特徴だそうです。
天井が高く、とても開放感がありました。

ほんのかすかに色が入っているという壁の色、自然光が眩しくもなく、
色の主張が濃いわけでもなく、落ち着いた空間です。

解体した際に、数十年ぶりに顔を出した柱は、かなり磨いてお掃除されたそうです。
いい味わいですね。

解体時に、発見されたもの。

今後イベントやワークショップなど様々な企画が催されることと思います。
地域の方々とも徐々に交流しつつ、風通しのいいスペースになりそうな予感がしました。

名前はまだ未定のイベントスペースです。
決定次第、改めてご紹介させていただきます。

墨田区京島３−３３−９