古民家で雛祭り

たまに春の陽気が顔をのぞかせるようになりました。
3/3は桃の節句。
ちょっと遠出して埼玉県の鴻巣に行ってきました。

 

鴻巣は、ひな人形の生産地として有名です。
ひなまつりのイベントとして、ピラミッド型等で高くひな壇を設け、
びっくりしてしまう数のひな人形を飾る「鴻巣びっくりひな祭り」が開催されています。
壇の高さは7mを超えるそうで、、、びっくりしました。

 

サテライト会場となっている「花久の里」にお邪魔してきました。
会場となっている古民家の壁沿いにもひな人形が飾られていました。

 

お家に飾るお雛さまも素敵ですが、こうして飾ると圧巻ですね。
つるし雛も飾られていて、とても華やかな空間でした。

 

 

大正時代のお雛さまです。

現代のより頭が小さく感じられました。
凛とした雰囲気を纏った端正な印象です。
誰かの手によって大切に手入れされ、今でも飾られていると思うと
時間の流れや、ものと人との関係に何だか胸を打たれます。
時代ごとに顔つきに傾向があるようで、江戸時代のものなんかも特徴的で面白かったです。

 

母屋の展示が圧巻でした。

縁側にびっしり。もう入らないとばかりに。
一体一体が綺麗な着物を着ているので、カラフルできらびやかで見とれてしまいます。

いや、なんといってもインパクトがすごいのですが、、、。

 

古民家を再生し、こういったイベントスペースとして利用する事例も近年たくさん見られますね。
日本の文化を扱ったイベントということもあり
建物との相性もとても良く、春の訪れを感じる心なごむ世界観でした。

 

 

それでは、また、、、!