花台

 
当店の古材を組み合わせて、オーダーメイドで花台を作りました。

 

こちらは、仕口の跡が味わい深いケヤキの古材板です。
カットした後に、全体を磨いていきます。
角はささくれないように重点的に磨きました。

 

(仕口:材を接合する為の加工)

 

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手前が磨く前、奥が研いた後です。
磨くことで、古材から家具の姿へと表情を変えていきます。

 

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さらにカットして、花台の脚となる部材が揃いました。
材の状態を隈なく確認し、釘が刺さっていれば、一本ずつ抜いていきます。
この過程でも、それぞれの材の状態、趣きに合わせて最終的な磨きをかけます。

 

migaki

 

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天板は、栗の板を使用しました。
釘を抜いて準備しておきます。

 

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いよいよ納品の日です。
脚を並べて、天板をのせて完成となります。

 

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今回のオーダーでは、ご希望のサイズを伺い、天板をまず探しました。
天板の幅に合わせて脚となる部材を探し、ご提案しました。

 

天板4000円と脚材3000円の材料費が合わせて7000円。
カットや、磨きなどの作業代として、5000円を頂戴しました。

 

今回のオーダーメイドの花台は作業費込みで12000円(税別)となりました。

 

材質や、状態によって作業費は異なりますが、
当店の作業費の目安としてご参考にしていただければと思います。

 

こちらのお品は、茶室でご使用されるとのことです。
どんなお花が飾られるか、、、心の中で想像しつつ、納品いたしました。